新年あけましておめでとうございます。2025年も良い一年になるようお祈り申し上げます。
そして定期的にブログの更新を頑張りたいと思います!
個人の確定申告のシーズンがやってまいりました!
個人事業主の確定申告は会計期間が決まっています。1月1日~12月31日が会計期間になります。
法人は会計期間の変更が可能ですが、個人事業主はできません。
2025年の確定申告期間は2024年1/1~12/31の収支をもとに「確定申告書」を作成し2月17~3月17日までに提出と振込を済ませます。
なんだまだ一か月先か、、と思いますが3月はあっという間に来ますので早めに行動して余裕を持つくらいを目指しましょう!!
確定申告に該当する人
- サラリーマンで年収2000万を超えている方
- サラリーマンで副業が20万円を超えている方
- 個人事業収入、不動産収入がある方
自分で作成するか外注するかを考える
初めに自分で作成するか、税理士に作成を依頼するか判断します。メリット、デメリットを比較して自分に合った選択をしましょう!
自分で作成
メリット
- 依頼分のコストが浮く
- 会計知識が身につく
- 自分の収支を適切に把握できる
デメリット
- 作成に時間がかかる
- 会計知識がないと作成が難しい
- 適切な税金控除の適用を逃してしまう
税理士へ依頼
メリット
- 時間の節約
- 正確な申告、税金控除ができる
- わからないことは相談できる
デメリット
- コストがかかる
- 会計知識が身につかない
準備するもの
- 会計ソフト
- 売上、経費、通帳など
- 源泉徴収票(以前に働いていた会社があれば必要になります)
- 各種控除(生命保険控除、医療費控除、寄付金控除……)
- E-TAXに登録(税理士に外注する場合は必要はありません)
確定申告の流れを改めて解説
①ソフトを利用し帳簿を入力「決算書」を作成
1/1~12/31までの資料を集めソフトへ入力(売上、経費、通帳など)
初めに会計ソフトを用意し日々の収入、支出の記録をつけていきます。
毎月末に入力する方、1/1~にまとめて入力する方様々です。この入力作業で簿記の知識が必要になります。
単式簿記or複式簿記を利用するか、総勘定元帳を作成するetc.などで白色申告か青色申告か分かれ控除額も変わります。
青色申告の場合最大65万円控除を受けることができます。
一応この帳簿を作成する作業ですが手書きでも可能です。
しかし最近は会計ソフトの登場により圧倒的に作業が効率化されています。
会計ソフトは必須といえます。会計ソフトでもクラウド型、インストール型に分かれていますが、特にクラウド型を推奨します。また別の機会で解説しようと思いますので今回は省略させていただきます。
一年間の入力が完了したら「決算書」を作成します
「決算書」とは簡単に年間の成績表です。
- PL(損益計算書)1/1~12/31の収支報告
- BS(貸借対照表)12/31時点の資産状況
といった理解で今は良いでしょう。
②「確定申告書」の作成、提出
作成した決算書をもとに税務署へ提出する「確定申告書」を作成します。
作成方法に関しては
- 会計ソフトで作成
- 参考:確定申告書等作成コーナー【国税庁】
を利用するのが一般的です。
会計ソフトを利用している場合は入力項目を転記してくれて手間がないのでおススメです。手書きも一応ありますが推奨はしません。単純に大変です。「確定申告書」が完了すると納税する金額が算定されます。
確定申告書」を2/16~3/15の期間内に提出します提出には書類提出などが必要ないので電子申告(e-TAX)を強く推奨します。
税務署も年々紙から電子へと移行しようとしているのでぜひ利用しましょう。
③「所得税」の納付
「確定申告書」を提出したら、書類に記載の金額を納付します。納付期限はこちらも原則3/15です。
納付の方法は様々です。コンビニでも税務署窓口でも納めることは可能です。
「振替納税」という制度を利用すると指定の銀行から自動で引落しをかけてくれるので便利です。4月ごろの引落になるので納付期限も多少伸びます。
以上が個人事業主の確定申告の流れになります。
1~3月が忙しい時期になるかと思いますので是非頑張りましょう!!
確定申告は専門的な知識を要する場合があります。税理士に相談することで、正確な計算や適切な控除の活用ができるだけでなく、節税のアドバイスを受けることもできます。
英語対応も可能ですので英語で確定申告を行いたいなどの悩みがあれば是非ご連絡ください。
立川駅から徒歩10分の場所に事務所があり税務等のご相談がありましたら税理士の先生が担当しますので気軽にご連絡をください!
ではまた次回お会いしましょう!!!